カテゴリ
以前の記事
2014年 07月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 09月 メモ帳
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
金田一央紀さんにお声掛け頂き、
はるばる行ってきました山梨県は北杜市! 呼ばれたのは「金田一春彦 ことばの学校」というイベント。 この地にご縁の深い言語学者・金田一春彦さんにまつわるレクチャーや合唱などを 学校の授業形式で1〜4校時に区切って紹介する、 文化祭みたいな楽しい催し。 私が出たのは3校時の 「ロミオとジュリエット」 〜翻訳者によるセリフの違いを考える〜 でした。 あたい、ジュリエット(14歳)役だよ…! いやー…シラフじゃだいぶ苦しいけど… その壁を超えられるのが、お芝居のいいところですね。笑 かの有名な「ロミオとジュリエット」のバルコニーのシーンを題材に、 日本の代表的な4人の翻訳家の作品を比較したり時にはシャッフルしながら、 訳によって、描かれる人物像がどんな風に変わるのか、 分かり易くお見せする作品になりました。 ご紹介したのは 「明治の文豪坪内逍遥 昭和の麗筆福田恒存 洒落なら戦後の小田島雄志 紅一点は平成の松岡和子それぞれが 単身苦心し熱心に、古典英語を現代の 日本によみがえらせたる翻訳」 (今回の戯曲より) 英語の翻訳をする時に、各訳者がなにを大事にしたのか、ありありと伝わって来ます。 時代背景や性別によっても、意味や採用されることばが限定される、 で、見えてくる世界・人物像も全然変わる…。 それに気づくことの楽しさ。 知った上で作品を見ると普遍的な物語が一段と深みを増して迫ってくる…。 …まあ、そんな堅苦しいこと抜きにしても 「え〜、翻訳によってこんなにキャラ変わっちゃうの?www」 って単純に楽しめる、素敵な企画だったと思います。 8月上旬から、コンスタントに稽古を積んで、 演出の金田一央紀さん、相手役の萬浪大輔さんとも 気心知れたいい感じの雰囲気で作れました。 金田一くんのことはおーちゃんと呼んでいるのでこれからそう書きますが…。 おーちゃんは常に和やか。 一切ピリピリしない空間でゆったりと芝居を創れました。 恋のお話が誰より好きで、ロミジュリとこの脚本が大好きで、 特に原文と、小田島さんの訳の話になると大はしゃぎ。 時間を忘れて語ってくれました。笑 役者のやり易い環境を探してくれたし、 褒めだしもたくさんくれました。 もちろん譲れないとこはこだわります。目標が分かり易かったな。 韻やリズムを大事にしたいという彼の気持ちに沿いたいと、 こちらも一生懸命になりました。 萬浪さんは、モデル業と体育教師とをずーっと両立させてたキャリアの持ち主。 現在は映像にも進出してる俳優さん。 ガタイが良くてワイルドなイケメン。かんぺきすぐる〜。 私なぞ完全に気後れしてしまうタイプの人かと思ってたら、 朗らかで、繊細で、あと意外にも 可愛らしいギャップがたくさんある、チャーミングな方でした。 身も心もカッコいいロミオに愛されて、ジュリエットは幸せでした。 お姫様だっこしてもらえるなんて、夢みたいだったよ〜。 あと、腕のいいスタッフさんに背中を押されました。 衣裳の華ちゃん、ゴージャスでパーフェクトなお仕事! 照明のハンダくんも実に柔和でいい仕事してました。結局イベント全体の照明してた。笑 写真のナカムラさんも、急遽東京から駆けつけてくれ、 作品を鮮明に記録するため、ガシガシ撮ってくださいました。 稽古場に見学に来てくれたイトマキさん、夜の公園稽古に付き合ってもらい、 おまわりさんにみんなで怒られたのはいい思い出。笑 ボランティアでピアノ演奏してくれたフジモリさん、宿や会場のスタッフの方、 皆さんもてなしの気持ちにあふれてて、こんなにいいの?ってぐらい 良くして頂きました。 肝心のお芝居はというと…? 冒頭のとあるハプニングで、お客さまとガッチリ手が組めた感じ。笑 私たちが何者かなんて、だれも知らない。 だけど、みんな活き活きと反応して、沢山拍手をくださって、 私たちのお芝居を本当に楽しんでくれてるのが伝わってきました。 それがやっぱり、いちばんのご褒美でした。 台風が近づいていたために、スタッフさんや主催者の方々にろくなご挨拶もできず 急いで会場を後にしてしまったのが心残り。 本当にありがとうございます。楽しかったです☆ またこのチームで山梨にいけたらいいなあ。 おーちゃんはじめみんな、お疲れ様!! ****** 「ロミオとジュリエット」 〜翻訳者によるセリフの違いを考える〜 作・演出:金田一央紀 2011年9月3日(土) 会場:須玉ふれあい館(山梨県北杜市須玉町) http://kotobanogakko.jp/
by nguma-ma
| 2011-09-06 01:47
|
ファン申請 |
||