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法事のあと、友人と会う。
彼女は習い事で知り合ったひと。 センター分けのウェーブロングが大変良く似合う、おっとり話す美人。 会社勤めだが、相変わらずヒッピーみたいな格好をしていた。 近況を語り合う。 最近読んでる「BIBA」のレポートの話をすると、目を輝かせた。二人できゃっきゃする。 彼女のパートナーが取り仕切ったという 一般の人たちの絵の展覧会で、 彼女がもっとも気に入ったという作品の写真を見せてもらった。 それが、この絵。 小学生5人の合作だって。 う~!!すごい! これを小学生が。 ものすごく自由で、形に囚われない力を感じる。 ふと“んぐまーま”の話をすると 彼女はまたもや目を輝かせた。 大竹伸朗(字合ってたかな?)にものすごく興味があったけど、 この絵本のことは知らなかった!と。 帰りに買って帰るわ!と意気揚々と別れた。 さて相方の家に行き、今日がいかに楽しかったか話して聞かせる。 が、彼はPCに向かい何やら作業中。 そして友人との“モラトリアムな”やりとりについて話し始めた。 きちんと書けないかもしれないが、こんな話… 相方が友人から 「100の音楽を聴かないと よい演奏はできないように思ってしまうが、 そのような事にとらわれず、 自由に演奏できる力強さが欲しいな」 みたいなメールをもらったことから 始まる。 確かに、良い演奏は知識がある人たちだけの仕業ではない。 しかししかし。 ではなぜ社会では、100の知識が必要とされるのか。 例えば、4分半くらいのあいだ全く無音、という有名な音楽作品がある。 それを「音楽」たらしめているのは 100聴いた上での経験なのだ。 そうじゃない人にとっては、ただの空白でしかない。 「北村大沢楽隊」のヨレヨレの演奏 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=49006012&owner_id=1345479 を聴いてショックを受けちゃうのは、 100聴いた感性なんだ。 (私は面白いなとは思ったけどショック程ではなかったな…) そして「これとこれが関連・似ていて、これとこれが繋がる」 と、別々のものからまったく新しいものを産み出す時に 必要になるのが、100聴いた後の力らしい。 言い換えると「編集能力」というやつ。 だから何かをやろうとするなら やっぱり100の知識もないと身動きが取れないわけで。 それは今の自分の状態をピタリと言い当てていて、 さらにこの話を当てはめると、 自分が普段からしっくり来なかったことの 大半の理由が明らかになるようで 非常に興奮した。 知識を蓄えてもそれに甘んじて何も産み出さないのであれば 何もしていないのに等しい。 感性に頼っていると称して周囲に対し閉ざしていることも同じ。 まぁバランス良く鍛えろってことね。 与えられるのを待つばかりじゃなく、 いろいろ知ろ~とか思った20代最後の春。
by nguma-ma
| 2006-03-21 00:00
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